本のこと『ぼくを探しに』シェル・シルヴァスタイン著

しばらくの間 ブログの写真は 「岳人の森」の草花たちで彩ります。

美しい山野草、絶滅危惧種の花々をお楽しみくださいませ。

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さてさて 今日は本のことを書こう。

今まで読んだ本。

お気に入りの本が何冊もある。

読後の感想、余韻も記憶に残るが

読んでいた頃の自分の生活や考えも同時に思い出と重なり残っている。

本を再読すると、当時の自分に再会できる。

ブログでも少しずつ、本のことを書いていきたい。

とは言っても、さほど読書家でもないし

本にまつわる知識も人様に披露するほど持ち合わせていない。

だから、書き綴るほどのことではないのだが

もしかしたら、このブログを読んでくださる方が

「あっ、その本、読んでみようかな~」と

ちょっとでも興味を持ってくださると嬉しい。


人は1冊の本との出会いで人生が変わることだってある。

そう、あるのだ。

私はそうだった。

本の持つ魅力に じわりじわりと 惹かれていった頃に読んだ本を紹介したい。

その本はこちら。。。。

かれこれ 四半世紀前のこと。

零細な編集プロダクションに在籍しており

日本各地を取材に出向き、原稿書きに追われていた。

ボスが兄ということもあり、スパルタな指導を受けつつ(今ではあり得ん・泣・・)

うら若き乙女(笑)が取材に飛び回り(北へ西へ、都内はあちこち)

事務所でキャンプ用の寝袋にくるまり(温かいのだ)

仮眠を取りつつ、眠気と闘いながら締め切りに追われる毎日。

原稿を仕上げた後、近くの商店街にある小さな銭湯でさっぱりして

また取材へ向かう。。。トホホホな毎日だった。


私の文才の無さ、教養の浅さに落胆した兄の口癖は

「もっと本を読め!」だった。

その兄は小学校、中学校の図書室の本は全て読破。

家では読書好きだった母がこっそり買っていた「オール讀物」などを

兄もこっそりと読んでいた(らしい)

読書量は半端ない人。何しても敵わない相手。

年は近いのだが、私にとってもう一人の「父親」的存在。

「もっと本を読め!」と言われ続けて最初に渡された本がこの1冊だった。


『何かが足りない

それでぼくは楽しくない

足りないかけらを探しに行く

ころがりながらぼくは歌う

「ぼくはかけらを探してる、足りないかけらを探してる、

ラッタッタ さあ行くぞ、足りないかけらを……」 』


丸い姿、少し欠けているところがある「ぼく」

欠けたところを補うために ピッタリな何かを探しに出かける「ぼく」

そこでいろいろなタイプの人に出会う。

シンプルな線と白い余白でデザインされている。

シンプルだけど、深いメッセージを感じる。

それは20代の頃と現在とでは、感じ方も違うけれど

何度、読んでも考えさせられる本だ。

また再読して、新たな自分を発見してみたいと思う。


今日も「ありがとう!ありがとう!」いっぱいの1日でした。

明日も感謝いっぱいの日でありますように。。。。。。。