真なり。
身に染みて感ずるなり。
美しい風景を見るのが好き。
前向きな言葉を発することが好き。
お互いを高め合える関係性を築くことが大好き。
自分の信念を持って 行動されている方の
言葉は深く感銘を覚える。
さて、今年も この時期におじゃまさせていただいた。
徳島県 神山町の山奥に広がる『四国山岳植物園「岳人の森」』
それは それは 素晴らしい景観が広がっていた。
可憐な姿が 愛おしい ヒメシャガが満開を迎えている。
絶滅危惧種として指定されているヒメシャガの群生が
生き生きと咲いている。
岳人の森は全国最大規模のヒメシャガの群生が見られる植物園。
他にも多種多様な絶滅危惧種の草花たちがすくすくと育っている。
絶滅危惧種を集め 育て 増やす。
種を蒔き、芽が出て 根を張り 環境に順応するように
手間をかけ 見守っている。生息していることの喜び。
どれほど難しいことだろうと想像してみる。
絶滅危惧種を育てる難しさは知識が無い私の想像を
はるかに超えている。群生を目の当たりにして感動しきりである。
植物は世話をしてくれる人の愛情に答えてくれる。
真実の根があるとも思う。
植物園の隅々まで ご主人の愛が溢れている。。。。
「次の世に残す仕事をしたい」
「世の人は我を何とも言わば言え
我がなすことは我のみぞ知る」
ご主人 山田勲さんの座右の銘。
ご自身が置かれた環境で 熱き想いを実現されている方の
言動は 心にずっしりと響く。
山田さんの言葉を聞いているだけで 涙が溢れてくる。
机上の空論ではなく 実際にご自分のプランを明確に描き
過酷な自然に寄り添い、どこを生かし 何を省くかを見極める。
自然と共生して、実現されている。
語りはじめると お顔が活き活き。
植物たちを心の底から愛していることが伝わってくる。
そして、サービス精神旺盛な方。
ユーモアを交えて 皆で笑いながら散策する楽しさ。
人知れず心にしまわれたであろう悔しい思いとご苦労の数々。
しかし、それを感じさせない器の大きさに敬服する。
山田さんの笑顔にパワーと元気
そして 勇気と夢を諦めない力強さを教えていただく。
地方創生という言葉も世に出ていなかった45年前から
熱き思いを胸に秘めて山を開拓し、故郷の活性化を目指された。
シャクナゲをはじめとする多種多様な山野草や
次の世に残そうと 絶滅危惧種の植物をたくさん育ててこられた。
若き青年だった山田さんは 観光に力を注ぐ先進的な地域を
あちらこちらと訪ねて、自ら視察、研究をされたそうだ。
そのひとつに私の故郷がある。
初めてお会いした時に
「あなたの故郷の取り組みが私の原点になっているのですよ」と
語ってくださった。私はとても嬉しく 誇らしく感じた。
その時代は故郷に勢いがあった。子どもながらに覚えている。
私は故郷の活性化のために奮闘している父の姿を見ていたから
そう語ってくださって とても嬉しかった。
実はこのブログを開設した1年前の5月。
山田さんを訪ねて 岳人の森へ伺った後、感銘を受けて
私もやはり好きな「書くこと」を止めないようにしようと思い立ち
このブログを開設したのである。
その時の投稿文はこちら。
https://sora457arigatou777hon.amebaownd.com/posts/810797
私なりの文章を書き綴っていこうと改めて思う。
山田さんの熱くも崇高な情熱と行動力に ただただ敬服。
これからの季節は 次々に美しい花々が 咲き誇るそう。。
足繁く通い 季節の花や植物を楽しませていただこう。
そして 何より ご主人の情熱に触れさせていただき
私自身もこの命を生かされている意味を見出したいと思う。
山田さん自らのガイドで植物園内を楽しく散策した後は
次男さんが料理長の観月茶屋でお昼ご飯をいただいた。
「田舎そばセット」「わらびもち」
山の湧き水を使って作られているお料理の数々は歩いた後の
身体にすっと入ってくる 絶品。美味しくいただいた。
志高き大切な友人と 共に この季節に一緒に伺えたことは大きな喜び。
共鳴しあえる関係性が 広がり 深まることに感謝するばかり。
やはり 何をするにしても 源になっているのは
熱き思いを持ち続け 行動し続ける「人」の力だと思う。
「次の世に残す仕事をしたい」
「世の人は我を何とも言わば言え
我がなすことは我のみぞ知る」
山田さんの座右の銘、この言葉が胸に響く。
人生の師匠。
ご縁に感謝のみ。
愛の証 光りを浴びて 花も嬉々
今日も 「ありがとう!ありがとう!」いっぱいの1日でした。
明日も感謝いっぱいの日でありますように。。。。。
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