「『旅の窓』沢木耕太郎/著 幻冬舎」を読んでいます

私は書く文章を研ぎ澄ませたいという

願望があります。

その根底には文学的な知識は

ほとんど持ち合わせていないし

文才も乏しいので、もっと上手くなりたいのです。

このレベルで「書くことが好きです」と

言えるだろうかと、、自問自答の繰り返し。


でも、何故か、、、

ふとした時に詩的な表現や

細部まで描写する言葉が

浮かぶのです。不思議なことに。。。

「感覚人間」なのだろな~と思います。

良い表現ができた時は

自画自賛して、喜んでいます。

それも大事ですね。


文章力を磨いて向上させるには

まず「本を読むこと」です。

ただ、多忙過ぎて、なかなか本を読む時間が作れず

もやもやしています。

でも、休憩やちょっとした隙間時間を

もっと上手く使おうと思い

さらっと読める本を図書館で借りました。

沢木耕太郎さんの本です。

沢木さんの著書は読んだことがないのですが

今月、参加する予定のセミナー講師が

沢木さんの著書に影響されたと知り

読んでみたくなりました。


ご自身が旅の途中で撮影した写真に

450字ほどの文章が添えられています。

少ない字数に人間の機微や背景が

さりげなくしたためられています。

鋭い洞察力、知識、感性に心が躍ります。


いつか私もこのような切り口で

文章をまとめたいと妄想しています。


そう、いつかは来ない。

実現するように

ひたすら、精進したいと思います。


本日の写真は「清流と杉林」

川底が透きとおって見える碧色の川。

葉っぱを落とした枝と石の灰色。

ここに生命ありと言わんばかりに

見える杉の葉の緑。

杉林の茶色の世界とのコントラストが

冬のピーンと張りつめた空気を感じさせます。

冬ならではの風景、好きな写真です。

日々是好日、空を見上げて深呼吸

自然を愛し、何気ない日常に見出す喜び、幸せを文章にしたためたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。